英語に悩む高3生に告ぐ!

今、この投稿を読んでいる高3生のみなさんは、志望大学に合格するために必死に頑張っていると思います。

今日は、その頑張りが無駄にならぬよう、英語の苦手な生徒たちに、勉強に関するアドバイスを送りたいと思います。

(※ここでは、全統マーク模試などで120点に満たない生徒を「英語の苦手な生徒」と定義して話を進めます。)

 

英語を苦手としている生徒の悩みとして最も多いのが「長文が読めない」というものです。

(※これは、英語を比較的得意にしている生徒の「長文が読めない」とは、中身の全く異なる別の悩みです。)

ではなぜ、長文が読めないのでしょう?

答えは、いたってシンプルです。たった1つの英文ですら正しく(構造を把握して)読めないからです。

長文は、1つ1つの英文が組み合わさって、成り立っています。

たった1つの英文ですら正しく読めない生徒が、長文を読めるようになるわけがありません。

ですから、まずは1つ1つの英文を正しく理解できるようになることが重要なのです。

 

それでは、1つ1つの英文を正しく読めるようになるには、どうすればよいのか?

それは、単語・熟語を覚えるとともに、文の構造を把握できるようになることです。

そのためには、単語・熟語・文法・語法を理解しつつ覚えなければなりません。

そういうわけで、英語の苦手な人がこの時期(6月)にやらなければならないことは、単語・熟語・文法・語法を徹底的に覚えることなのです。

当たり前だと思う人もいるでしょうが、「覚えたつもり」ではなく、常に危機感を持って、死に物狂いで覚えてもらいたいのです。

もちろん、覚えたことがすぐに抜け落ちてしまわないように、論理的に理解することも大切です。

とにかく問題を出されたら、3秒以内に答えが言えるくらいまで徹底的にやりこんでください。

基本的なペースは、使っている参考書を1か月で6週させることです。

夏休みに入るまでは、余計なことは一切やらずに、単語・熟語・文法・語法を完璧にしてください。

そして、その仕上がり具合によって、夏休みの過ごし方・夏休み以降の過ごし方を計画し、長文問題に取り組んでいけば良いのです。

 

最後に、、、

「これで長文が読めるようになる!」などと謳った本や、長文対策をアピールする塾がありますが、安易に甘い言葉にのせられないように注意しましょう。

もう高3なのだから、自分の考えをしっかり持って、何を信じるかを自分の意志で責任を持って選んでいこう。

私が言うのもおかしいですが、ここに書かれた私からのアドバイスも、ただ鵜呑みにするのではなく、腑に落ちるまでしっかりと吟味するようにしてください。